こんにちは、Kokage(こかげ)です。
娘が2歳になったとき、親戚から三輪車をいただきました。
これが普通の三輪車だったら嬉しい反面、「もらったはいいけど、置く場所どうしよう…」となりますが笑
東京の住宅事情を配慮してか、折りたためる三輪車というものをプレゼントしてくれました。
今回はこちらの三輪車をご紹介したいと思います。
iimo tricycle#02
プレゼントしてもらった三輪車は、iimo(イーモ)というメーカーのtricycle#02。
カラーは3色あるそうなのですが、娘はピンクが好きなので一番色合いが近そうな「コンフォートブラウン」というカラーを選んでくれました。
機能性
iimoのtricycle#02ですが、最大の特徴はコンパクトに折りたためること。
通常時は、いたって普通の三輪車ですが、
足元のステップやソフトガードを折りたたみ、ダイヤルを回してロックを外すと、このようにコンパクトになります。
公式サイトによると、折りたたむことで全長が780mmから480mmまで小さくなるとのこと。
このおかげで、我が家ではいつも畳んだ状態で玄関に置いて、登園時や休日に持ち出しています。
使い心地
折りたためることに注目しがちですが、他の機能面も充実しています。
例えば、フリーペダル。
自転車を漕ぐのがまだ上手ではない子の場合、回っているペダルに足が巻き込まれがちですが、tricycle#02では、前輪のボタンを押すと車輪とペダルが連動しなくなり、巻き込み事故を防止できます。
我が家もまだ2歳でペダルを漕ぐのが上手ではないので、いつもフリーペダル状態で使っていますよ。
また、三輪車なので荷物を運ぶ機能はほとんどないですが、一応後ろに荷物を入れられるような場所があります。
不思議な形状なので、トートバッグなどを入れるには不向きですが、出かける際には子どもの靴やペットボトルを入れています。
気になる点
娘と使っていて気になる点もいくつかあったので、まとめてみたいと思います。
僕のなかでは大きく3つのポイントが挙げられます。
後ろの押し棒ハンドルが操作しづらい
tricycle#02は、後ろにある押し棒ハンドルで、親が運転を操作をすることができます。
この機能自体は便利なのですが、押し棒の幅が10cmほどしかないので、片手で握らざるを得ず、非常に操作がしづらいです。
子どもの力が強くなってくると、押し棒よりもハンドルのほうが強くなると思うので、個人的には両手で握れるくらいの幅が欲しかったなと思います。
折りたたみは慣れが必要
折りたたんでコンパクトにできることは、本当に便利だと思いますが、いくつか手順を踏む必要があるため最初は慣れが必要です。
①こちらのボタンを押して、押し棒を半分にたたみ、
②折りたたみステップの根本にあるスライダーを引きながら、ステップをたたみ、
③座面の横にあるソフトガードを上にあげてから、
④最後に、後ろにあるダイヤルを回してゆっくり折りたためば完了です。
特に、折りたたみステップを畳むのはコツが必要で、ステップの角度次第ではうまくスライダーが引けません。
子ども一人での乗り降りは危険
座面横にあるソフトガードは、子どもを落車から守るために必要な機能ですが、ソフトガードがある状態で子どもが一人で乗り降りしようとすると、三輪車ごと横に転倒するため、かなり危険です。
ソフトガードは着脱式なので、子どもがどうしても一人で乗り降りしたい場合は、ソフトガードを着脱して手伝ってあげましょう。
繰り返しますが、ソフトガードがある状態で乗り降りしようとすると、高確率で三輪車ごと横転するので、絶対にやめてくださいね…!
まとめ
tricycle#02の記事を書くにあたって、いろいろ調べていたのですが、JIDAデザインミュージアムセレクションというものに、選定されていることを発見しました。
以下に解説文を引用しますが、やはりコンセプトとして若い夫婦でマンションに住んでいることを想定しているようです。
僕もバッチリこのコンセプトに合致しているので、親戚はいいチョイスをしてくれたなと思いました。
三輪車(対象年齢:1歳半~4歳)を必要とするのはやはり若い家族(20代後半~30代前半)であり、収入レベルから多くが住まいは集合住宅だと想像できます。
そういった環境下で三輪車が折りたためてコンパクトに置ければどうでしょう?また折りたたんで車に積んで出かければ、今まで以上に三輪車の行動範囲は広がり、楽しみ方も変わります。
その為に現代の三輪車に必要とされている機能(押棒によるハンドル操作・こげなお子さま用のステップ・転倒防止ガード)を備えつつ、コンパクトに折りたたむ事を実現させました。
出典:http://jida-museum.jp/collection.html/selection.html/2014/tricycle/
お値段も大きさのわりに比較的手頃なので、お子さんが三輪車デビューする際には、ぜひ候補にいれてみてください。