こんにちは、Kokage(こかげ)です。
2018年に、妻と一緒にフランスへ旅行に行きました。
当時カメラはソニーの「α7RⅡ」を使っていましたが、持っていったレンズは「FE 90mm F2.8 Macro G OSS(SEL90M28G)」のみ!
長期の海外旅行に90mmの単焦点1本だけ持っていくという選択を、当時なぜしたのか全く覚えていないのですが…笑
写真整理をしていたら当時の写真がいくつか出てきたので、レンズの紹介をしながら作例を交えてご紹介したいと思います。
主な仕様
名称:FE 90mm F2.8 Macro G OSS(SEL90M28G)
レンズマウント:SONY Eマウント
焦点距離:90mm
開放絞り:F2.8
最小絞り:F22
最短撮影距離:0.28m
フィルター径:62mm
外形寸法 最大径x長さ:79 x 130.5
重さ:602g
まずはストラスブールから
成田を飛び立ち、まずはドイツのフランクフルト空港へ到着。
そこからバスでフランス・ストラスブールへ向かいました。
ストラスブールは、ドイツの国境近くに位置するため、フランスとドイツそれぞれの影響を受けています。
建築様式もそうですし、アルザスワインはボトルの形状がドイツワインのように細長くシュッとしています。
これはストラスブール大聖堂。
聖堂内部には、からくり仕掛けのある天文時計が置かれていまして、高さは18メートル近くあるそうです。
90mmのレンズでは、とても全体像を写しきれません笑
次はナンシーへ
ナンシーでは、スタニスラス広場からスタートしました。
この地を治めた元ポーランド国王スタニスラス・レスチンスキーにちなんで、スタニスラス広場という名前になっているそうです。
つぎに訪れたナンシー派美術館では、アールヌーヴォーのある暮らしを体感しました。
90mmなので部屋の様子とか全然撮れていないのですが、見えている風景の一部を切り取って、作品風にできるのはそれはそれで楽しいですね。
その後、自由時間をもらったので、街を歩きながらスナップを楽しみました。
たまには、こういうマクロレンズならではの写真も。
優雅を極めたような場所 シャンティイ城
ストラスブールから始まった旅もだいぶパリに近づいてきました。
ここはシャンティイ城という宮殿で、森と湖に囲まれていてとてもキレイな場所でした。
近くには競馬場もあり、貴族の優雅な暮らしを感じます。
シャンティイ城の中には「コンデ美術館」が入っており、熱心なコレクターだったオマール公のコレクションを楽しむことができます。
オマール公の意思で、19世紀からギャラリー内のコレクションの配置などはそのままに保存されているそうですよ。
ついに芸術の街パリへ
パリでは、定番のルーヴル美術館にまず行き、教科書やどうぶつの森で見たことある絵画に大興奮。
「モナ・リザ」や「民衆を導く自由の女神」など、実物を見れてよかったです。
写真は「ミロのヴィーナス」を。やっぱり90mmだとポートレートには向いてますね。
その後、オルセー美術館も訪れました。
オルセー美術館もすごいラインナップでして、モネ、ルノワール、クールベ、僕の大好きなドガ…と、こちらも大興奮でした。
ゴッホの自画像を観ているカップル越しに撮った写真。絵の力強さが伝わってきます。
外に出ると、大雪になっていて、気温も0度以下。2月のフランスはめちゃくちゃ寒いことを実感しました…。
レンズの使用感
SEL90M28Gの使用感ですが、画質も申し分ないですし、マクロ撮影もできるので非常に優れたレンズだと思います。
開放F2.8なので、ポートレートメインの方は素直にSEL85F18やSEL85F14GMのほうが、ボケも柔らかくて良いかと思いますが、SEL90M28Gは接写も中望遠も撮れるので守備範囲は広いですね。
1点だけ気になるとしたら、レンズフードをかぶせると、けっこう大きくなるので周りから見ると、かなりゴツいカメラをぶら下げている人に見えます。
パリではお店のおばさんに、「そんな大きいカメラを首からぶら下げていたら、街でストラップを切られて盗まれるよ」と注意されました笑
重さは602gなので、個人的には許容範囲内でしたが、軽いレンズに慣れていると持ち運びが億劫になるかもしれません。
最後に
文章の流れ的にご紹介できなかった作例をいくつか載せて終わりたいと思います。はやくまた旅行に行きたいな!